神戸のリハビリテーション病院 荻原みさき病院のブログ

回復期リハビリテーション病棟と療養病棟の日々のリハビリの様子や、スタッフの活動を中心に発信しています。

荻原みさき病院リハビリテーション部

子育て支援

今日はすっかり春めいた陽気で、患者さんの屋外歩行リハも随分と行いやすくなってきました。

関西では、「奈良のお水取りが終わるまでは寒い」という言い伝えがあります。

東大寺の修二会http://www.todaiji.or.jp/contents/function/02-03syunie3.htmlという行事のことなのですが、今年は3月1日~3月14日まで行われるそうです。ということは、来週までは油断できないということなのでしょうか…。花粉症の筆者としては苦しい季節ですが、春の暖かさは、やは待ち遠しいものです。

 

さて、最近ですが、立て続けに男性スタッフより育児に対する相談を受けました。

小さい子供を持つ男性スタッフが、どうやら子供の保育園の送迎をしなくてはいけない、とのこと。

もし子供が急に熱が出た場合どうしたらよいのか、保育園のお迎えの時間に合わせて退社できるのか…等々、いろいろな内容の相談でした。

 

ちなみに筆者も魔の3歳児を持つ母でもあります。私も子供の送迎、子供の急病の際の連絡があった時の緊急のお迎え、感染症になった時の長期休暇など…一通り経験しております。

私以外にも、リハビリ部には現在3名の女性スタッフが育児休暇中で、来年度復帰予定です。

 

当院では、時短制度といって、子供が3歳になるまでは時間短縮での勤務でも正社員での雇用制度があったり、子供が感染症などで休みが必要になった場合、有給の他に年間5日間の子の看護休暇という制度があり、子育てをしなが働きやすい環境を整えてくれています。また、保育手当といって、上限はありますが保育園料の補助手当もあります。

 

当院全体の制度のほかに、リハビリ部内でもやむを得ない場合(子供の急病や保育園の送迎時間に間に合わない等)の勤務の配慮も上司と相談の上、スタッフ全員で「お互い様」の気持ちでカバーしあっております。

例えば、定時勤務終了後の院内全員参加の勉強会に、保育園のお迎えに間に合わないため出席できない場合などは、別日(土曜日など)に再度勉強会を設けていただいてそこに出席する、などです。

 

私も随分とスタッフに助けていただきながら、何とか仕事と育児の両立に日々奮闘しています。

話は戻りますが、女性スタッフだけではなく所謂「イクメン」スタッフも活躍する時代なのだなぁと感じました。イクメンが頑張ってくれるので働くママも頑張れるのでしょうね。これからはイクメンスタッフに対する配慮も検討していき、みんなが働きやすい職場づくりを目指していきます。

 

頑張れイクメンスタッフ!!