研修参加の感想
7月13日~7月15日の連休に横浜で日本高次脳機能障害学会主催の2013年夏期教育研修講座が開催されました。
回リハ病棟のある当院は、日曜・祝日共に本来は仕事がありますが、今回休みをいただいてST科から2名、筆者は7月15日のBコース「神経心理症候とその対応」に参加させていただきました。
10年ほど前にも一度参加した経験があり、その時は100名程度の定員で全国のSTが参加していた記憶がありましたが、今回の定員はなんと400名。会場も当時と比べると大変立派なホール使用とさまがわり。しかし、プログラムは当時と変わらず朝の9時~夕方6時近くまでの弾丸講座が組まれており、代表的な6つの高次脳機能障害の症候とその対応についての講義を受けました。内容は当時と比べると、障害メカニズムのより詳細な、より具体的な理解に重きがおかれており、大変興味深く、臨床での評価や考察、訓練に役に立つ、また患者様やそのご家族への障害理解の説明にも生かしたいなぁと感じるものでした。
回復期リハビリテーション病棟が急増してる昨今、当院をはじめ休日を含めた365日リハビリテーションのサービスを提供している病院では、学会や勉強会等への出席のための勤務調整は担当患者様はもちろん同僚スタッフの理解と協力があってこそ実現すること。
今回貴重な機会をいただけたことを感謝しながら、日々のリハビリテーションに生かしていこうと改めてこの記事を書きながら感じました。ありがとうございました。