神戸のリハビリテーション病院 荻原みさき病院のブログ

回復期リハビリテーション病棟と療養病棟の日々のリハビリの様子や、スタッフの活動を中心に発信しています。

荻原みさき病院リハビリテーション部

ボバース国際インストラクター鈴東先生来神

10月20、21日の二日間にかけて鹿児島県からクオラリハビリテーション病院の鈴東先生に来院頂きました。

 

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今回も例年と同じく、本院に入院されている患者様に対する介入と、担当セラピストに対するアドバイスを行って頂きました。


また20日の業務後には多くの患者様に応用できるアプローチを、21日には病棟でも出来るポジショニング介入を教えて頂きました。
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実技練習として行ったタオルを使ったポジショニングは、一般的に想像される除圧をメインとしたポジショニングとは違い、環境からの感覚入力を中心としたアプローチとなっていました。
実際タオルを身体の下に置くとそこからの感覚入力によって呼吸パターンや四肢の重さが軽くなることをスタッフ同士で確認しました。
タオルを置くだけのなんでもない環境変化が人間の身体に与える影響を目の当たりにし、改めて環境設定の大切さをスタッフ一同で感じることができました。
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今回来院頂いた鈴東伸洋先生は成人ボバースアプローチ認定基礎講習会のベーシックコースインストラクターをされており、先月私も鹿児島でコース全3週間のうち2週間の研修を受けさせて頂きました。来月には残りの1週間の研修を受けさせて頂く予定です。
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このような素晴らしい先生のコースに残り1週間参加できることを楽しみにしています。

 

リハビリテーション部 PT安田