平成30年度兵庫県理学療法学術大会へ参加いたしました
6月30日、7月1日に平成30年度兵庫県理学療法学術大会が神戸ファッションマートでありました。
当院からはPT梶が「左視床出血患者の非麻痺側に着目することで方向転換が改善した症例」について発表しました。
日常生活においてトイレ動作は必須です。その中でも方向転換時の転倒は多く報告されており、トイレ動作の獲得というのは、在宅復帰するにあたってひとつのボーダーラインになることが多いと思います。そこを吟味した発表であり、当日は大人数の前で堂々と発表しておりました。また、質問に対しても自分の考えをしっかりと答えており、発表後には質問責めに合うほどの人気のブースとなっておりました。
この発表に向けて、患者さんをしっかり評価・治療し、また発表に向けても院内発表を繰り返しおこなっていた成果だと思います。
私、個人としても、医療職として社会貢献するためにも学会という場で勉強することは最新のリハビリテーションを学べる絶好の機会だと思いますし、こういった場に参加することで、みさき病院の今後の発展に少しでも繋がればと感じた学術大会となりました。
また、運営委員として、他のスタッフも参加し、大変よい刺激を受けてきました。
発表者も、委員として参加したスタッフも、この経験を今後のリハビリに活かしてほしいと思います。
最後に、今回の発表にご協力頂きました患者様、スタッフにはこの場をお借りして深く御礼申し上げます。ありがとうございました。
PT科主任 清水