人生は鏡のよう
地域包括
2025年
退院支援
主体性
アウトカムデータ
活動から参加へ
先日参加した回復期リハビリテーション学会in広島で、各セクションやシンポジウムで話されていたワードです。
どこの学会や勉強会へ行っても今後の日本のこれらの課題に対し議論がなされています。
これからは、これらのワードに関してのシステム構築は絶対必須、標準装備でなければならないのです。
そこで、私はふと考えました。
私が定年を迎える頃、20年後は2038年。
寿命が尽きる頃、40年後は2058年。
随分先のようで、あっという間な気がします。
その頃のことも、次の法改正には計算の中に入っており、それを見据えて医療も地域も動かねばならないわけです。
自分の親や、私もいつかは介護を受けるだろうその時に、国にはいい医療を提供できるシステムは出来ているのだろうか。
いい医療を提供してくれる医療人に出会えるのだろうか。
患者として主体性をサポートしてくれるのだろうか。
果たして人口とセラピスト数の需要と供給のバランスは良いのだろうか。
今は患者様のため、医療に何ができるか、地域に何ができるかを考えて仕事をしています。
そして、今患者さんのために頑張っていることが、いずれ自分に返ってくるように思います。
雪のちらつくヒロシマで
「人生は鏡のように、自分の行いがそのまま写し出され、当てた分の光がそのまま返ってくる」
そう思いました。
せめて、主体性をサポートする自分たちが主体性を持って仕事をしていきたいと思う今日この頃です。
おまけ:学会抄録にカープの丸選手が!
神戸広域脳卒中地域連携協議会へ参加しました
先日、神戸広域脳卒中地域連携協議会で、当院言語聴覚士の中平STが、みさき病院における言語聴覚士の役割と課題について発表致しました。
最近の医療業界の中では、言語聴覚士=嚥下アプローチと言う印象を抱かれがちですが、言語聴覚士は、嚥下障害、失語症、音声障害、高次脳機能障害、耳鼻科関連など多岐に渡ります。
それぞれの分野での悩みも多く、特に高次脳機能障害者の維持期リハや就労支援なども課題となっています。
この度、中央市民病院、吉田病院、神戸リハビリテーション病院、適寿リハビリテーション病院、当院が発表にあたりましたが、事前の打ち合わせで他病院のSTの先生方も同じような悩みを抱えていることもわかり、この度の発表では、聞きにきてくださる皆様にSTの役割や現状を伝えられればと言うことになりました。
当院では、当事者会や就労センターとの連携のついての取り組みを発表しました。
発表後のSTの先生方のホッとした笑顔です(^^)
元々ST業界は狭く、発表の先生方とは昔から顔の見えるつながりがあります。
他の病院のセラピストとも、普段から悩みや情報を気軽に共有できる関係性が必要だと感じました。
発表の先生方、中平STお疲れ様でした。
リハビリテーション部新規募集終了しました
夏から続けてスタッフ採用を呼びかけておりましたが、今年度はありがたいことに多数応募がありました。
十分に検討させていただき、定数に達しましたので、この度新規募集を終了とさせていただきます。
たくさんの方々に見学、面接にお越しいただき、本当にありがとうございました。
残念ながら不採用とさせていただいた方も、採用となった方も、皆様国家試験はもうすぐです!体調管理に気をつけて、最後まで頑張ってくださいね💪🏻応援しております!!
聴力検査
今週は、各科で勉強会が開催されていました。
PT科は県士会新人発表に向けて、OT科は症例発表、ST科は聴力検査について、各科熱心に取り組んでいました。
言語「聴覚」士は学校や実習で聴力検査を習いますので、聴力検査を行うことができます。
しかし、実際聴力検査をSTが行っている施設は少なく、当院でも簡易聴力検査は普段検査科が行なっています。
ということで、久しぶりの聴力検査を復習しました。
お互いに聴力検査をして、0dBが聴こえた某STの聴力に一同驚き!
某STにはひそひそ話をしても全部聞こえてしまいますよ…(^^)