国家試験終了しました
先日、PT、OT、STの国家試験が無事終了しました。
国家試験と聞くと、もう十数年前の事ですが昨日のことのように背筋がピーーンとなります。
内定者からも続々と自己採点の結果の連絡が届きました。みなさん結果は良かった様子。
ホッとしますが、やはり合格発表までは気が抜けません…^^;
もうすぐ内定者の方との初顔合わせがあります。
神戸も今日の朝は雪がちらつく寒さでしたが、明日からは少しずつ暖かくなるようです。
神戸にも、試験を受けたみんなにも、春が来ますように🌸
ブラタモリ放送!
今回は神戸特集でした。
病院近くにロケに来ていたということで、みさき病院も映るのかなぁ、なんて見ていたら!
がっちり映っていました(^^)
画面右上のステーションみさきの前には、ステーションのスタッフも数名!お顔も映っていましたね〜!
結構長い尺で病院周辺の地理と歴史について映っていました。
病院周辺には、兵庫津の遺構がいっぱい残っております。地名にも、TVで説明されていなかった佐比江町や須佐野町も、平清盛さんの時代からある地名です。
タモリさん達は上の地図の青い矢印で昔の船溜りを、赤い矢印のところで西国街道のカドを見ておりました。
能福寺も真光寺も平清盛さんの時代からあるお寺ですし、兵庫運河も大輪田橋も清盛塚も、歴史ある建造物です。
私たちも屋外歩行リハビリの時にはよく通る道です。
病院周辺には、歴史マニアのタモリさんも面白いと思う遺構がたくさんです。
近くに足を運ばれた際は、兵庫津巡りお立ち寄りください。
道も整備されていて、いいリハビリになりますよ〜(^^)
人生は鏡のよう
地域包括
2025年
退院支援
主体性
アウトカムデータ
活動から参加へ
先日参加した回復期リハビリテーション学会in広島で、各セクションやシンポジウムで話されていたワードです。
どこの学会や勉強会へ行っても今後の日本のこれらの課題に対し議論がなされています。
これからは、これらのワードに関してのシステム構築は絶対必須、標準装備でなければならないのです。
そこで、私はふと考えました。
私が定年を迎える頃、20年後は2038年。
寿命が尽きる頃、40年後は2058年。
随分先のようで、あっという間な気がします。
その頃のことも、次の法改正には計算の中に入っており、それを見据えて医療も地域も動かねばならないわけです。
自分の親や、私もいつかは介護を受けるだろうその時に、国にはいい医療を提供できるシステムは出来ているのだろうか。
いい医療を提供してくれる医療人に出会えるのだろうか。
患者として主体性をサポートしてくれるのだろうか。
果たして人口とセラピスト数の需要と供給のバランスは良いのだろうか。
今は患者様のため、医療に何ができるか、地域に何ができるかを考えて仕事をしています。
そして、今患者さんのために頑張っていることが、いずれ自分に返ってくるように思います。
雪のちらつくヒロシマで
「人生は鏡のように、自分の行いがそのまま写し出され、当てた分の光がそのまま返ってくる」
そう思いました。
せめて、主体性をサポートする自分たちが主体性を持って仕事をしていきたいと思う今日この頃です。
おまけ:学会抄録にカープの丸選手が!
神戸広域脳卒中地域連携協議会へ参加しました
先日、神戸広域脳卒中地域連携協議会で、当院言語聴覚士の中平STが、みさき病院における言語聴覚士の役割と課題について発表致しました。
最近の医療業界の中では、言語聴覚士=嚥下アプローチと言う印象を抱かれがちですが、言語聴覚士は、嚥下障害、失語症、音声障害、高次脳機能障害、耳鼻科関連など多岐に渡ります。
それぞれの分野での悩みも多く、特に高次脳機能障害者の維持期リハや就労支援なども課題となっています。
この度、中央市民病院、吉田病院、神戸リハビリテーション病院、適寿リハビリテーション病院、当院が発表にあたりましたが、事前の打ち合わせで他病院のSTの先生方も同じような悩みを抱えていることもわかり、この度の発表では、聞きにきてくださる皆様にSTの役割や現状を伝えられればと言うことになりました。
当院では、当事者会や就労センターとの連携のついての取り組みを発表しました。
発表後のSTの先生方のホッとした笑顔です(^^)
元々ST業界は狭く、発表の先生方とは昔から顔の見えるつながりがあります。
他の病院のセラピストとも、普段から悩みや情報を気軽に共有できる関係性が必要だと感じました。
発表の先生方、中平STお疲れ様でした。